トレーラーハウスとは

トレーラーハウスとは

別荘(フロンティア)

トレーラーハウスとは、アメリカで誕生した車で牽引可能な家のことで、タイヤの付いたシャーシの上に家が乗っている移動可能なものを言います。

よくキャンピングカーと混同されがちですが、キャンピングカーは動力(エンジン)が付いているものに対して、トレーラーハウスは動力が付いていないものになります。

「トレーラーハウス」という呼び名は和製英語で、本場アメリカでは、キャンピングトレーラーとかモービルハウスという呼び方をします。

キャンピングトレーラーとモービルハウスの外見の違いは、前者はキャンピングカーを大きくしたもので、後者は屋根が切妻や片流れの形状をした家型のものをいいます。

本場のアメリカでは、広大な国土に道路も一直線で広いこともあり、ごく一般的にトレーラーハウスが普及しており、移動して生活されている方も多いようです。

対して、日本では、狭い国土に狭い道路事情を考えると、一定の場所に設置して使用するのが一般的ということになります。

コンテナハウスとの違い

コンテナハウス

取り扱い建築物
運搬方法クレーンを使いコンテナトラックに積み込み運搬。降ろす際もクレーンが必要となる。
建築確認一般的な建物と同様に建築確認が必要(但し10㎡以下は不要)。
組み合わせによっては2階建ても可能。
納税義務固定資産税等
その他地面から入口までの高低差が小さい。

トレーラーハウス

取り扱い車両
運搬方法トレーラーヘッドで牽引する。
建築確認不要ですが、移動可能の概念から大きさによる制限を受けます。
2階建ては不可。
納税義務無し。
(但し、車検も受けることが可能で、車検を受ける場合はこの限りではありません。)
その他タイヤが付いている為、地面から入口までの高低差が大きいので、デッキや階段を設置する必要が有ります。

※但し、設置条件を逸脱すると建築物の扱いになる場合がありますのでご注意下さい。

導入に関するメリット

  1. 市街化調整区域等の、通常は建物が建てられない場所にも設置が可能です。
  2. 車両扱いとなる為、不動産に課税される不動産取得税や固定資産税といったものが課税されません。又、自動車税や車検費用等もかかりません。(但し車検も受けることが可能で、車検を受ける場合はこの限りではありません)
    ※将来的に何らかの税金が課税される可能性があります。十分にご留意下さい。
  3. 法人の場合は、節税効果が期待出来ます。 木造建物の償却期間が20年から24年に対し、自動車は4年、簡易建築物は7年と極端に短い為、節税効果が期待出来ます。
    ※詳しくは、顧問税理士に確認をお願いします。
  4. 移動が可能なので、不要となった場合に売却が可能です。弊社本部では積極的に買い取りを行っています。
  5. 店舗使用の場合、立地に問題が有り、集客が困難だと見込まれる場合には、移動が可能です。
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